■ ID | 308 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 埼玉県における二酸化炭素濃度の推移 |
■ 著者 | 武藤洋介
埼玉県環境科学国際センター 梅沢夏実 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)大気環境学会 |
■ 出版年 | 2002 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第43回大気環境学会年会、平成14年9月12日 |
■ 抄録・要旨 | 埼玉県では、浦和及び堂平山においてWMO標準ガスを基準として大気中の二酸化炭素濃度を観測し、観測所周辺の局地的な汚染の影響を受けていないと思われる「バックグラウンドデータ」をデータセレクションしてWDCGGへ提供してきたが、今回、データセレクションを従来の日別値に対して調和解析を適用する方法から、より代表性のある時別値に対して行う方法に変更し、過去の全データについても再計算を行った。データセレクションの手順は、埼玉県の観測所と同じ観測装置を使用している、気象庁の綾里観測所において適用されている方法を参考にした。
バックグラウンドデータの取得率は、浦和においては年間を通して10%未満、堂平山においては夏季には10%未満で冬季には50%程度であった。堂平山における年平均値は、
1993年には361.02ppm、2001年には375.41ppmとなり、8年間では1年あたり約1.8ppm上昇した。また、堂平山における季節変化は、極大が4月か5月、極小が8月から9月に現れ、振幅は7〜14ppm(平均10ppm)であった。 |
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